

Q.削って詰めるとムシ歯は治るの?
A.治りません。歯の病気ではなく口の病気です。
Q.ムシ歯は遺伝?
A.遺伝ではありません。感染です。
Q.歯ブラシをしていれば大丈夫?
A.ムシ歯の原因はひとそれぞれ違います。歯ブラシをしていなくても大丈夫な方もいれば、いくら歯ブラシしていても残念ながらムシ歯の方もおられます。


谷口威夫著「トータルから口をみる」から引用
ムシ歯は、子供の頃、母親から感染した原因菌が食生活のアンバランスなどにより異常増殖し、餌である「砂糖」を食べて「ウンチ」と「おしっこ」をたくさんしてしまう感染症です。
ウンチはつるつるした歯面にもべたべたと張り付いてうがいや簡単な歯ブラシでは落とせないようにさせ、酸というおしっこをすることにより2次的に非常に硬い歯が溶けてしまう恐ろしい病気なのです。
ムシ歯菌は、実は歯を溶かして食べているわけではなく、砂糖を食べます。砂糖異常摂取の富栄養化によって口腔内の生態系が壊れた、いわゆる「公害(口害)」だったんですね。
しかし、口腔内の環境や生活習慣には個人差があります。そこで、是非とも受けていただきたいものが・・・

検査を行う事によって、ムシ歯が起こる危険性を科学的に診断し、あなただけの予防プログラムをお作りします。
1)唾液を摂取し、量と質を調べます。
2)「チェックバフ」に滴下し、唾液緩衝能(酸性に偏った口腔内を中性に戻す力)を調べます。
3)専用培養器にて、2種類の細菌を培養します。
4)培養されたミュータンス菌
5)培養されたラクトバチラス菌
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