ジンジバリスコントロール始めましょう!
歯周病の直接的な原因は「細菌性プラーク」
私達のお口の中には、500から700種類もの細菌が住み着いており、歯周病はその中の「歯周病菌」によって引き起こされる病気です。
その歯周病菌の中でも、特に注意が必要な細菌がいることをご存知ですか?
怖いレッドコンプレックス3種
歯周病を引き起こす重要な細菌
歯ぐきの腫れや出血にはじまり、やがて大切な歯を失う原因にもなってしまう歯周病。その歯周病は、お口の中に生息する「歯周病菌」の感染によって発症します。
怖い歯周病菌レッドコンプレックス
歯周病菌は数十種に及ぶ種類があります。これらを歯周病に関連の深い順に6つのグループに色分けしています。なかでも、頂点部の赤色(レッドコンプレックス)グループの3つの細菌は、とくに病原性が高いことで知られています。
重度の歯周病に影響が
あると言われている3種菌
T.denticola
T.forsythia

レッドコンプレックスに属する3種の菌種
- タンネレラ・フォーサイシア(T.f.菌)
- トレポネーマ・デンティコーラ(T.d.菌)
- ポルフィロモナス・ジンジバリス(P.g.菌)
ポルフィロモナス・ジンジバリス(以下P.g.菌)は歯周病菌のボス格で、病原性が非常に高いのが特徴です。酸素を嫌う性質があり、歯周ポケットの奥深くに生息しています。残念ながら歯ブラシでは取り除くことができないのです。
歯周病との関連が深い全身の病気

特にP.g.菌(ジンジバリス菌)は要注意!
3種のレッドコンプレックスのうち、とくにP.g.菌は全身の病気との関連が深い菌です。
動脈硬化疾患・糖尿病・認知症に深く関連していることがわかっています。
- ⚠ 重度の動脈瘤からは、高い確率でP.g.菌を含む歯周病菌が検出される
- ⚠ 歯周病の炎症によって発生する物質により、血糖値がうまくコントロールできなくなる
- ⚠ P.g.菌の毒素がアルツハイマー型認知症の脳内からも検出されている

オルコアパンフレットより
まずジンジバリス菌検査しましょう
気がついた時には深刻な状態にまで進行しているのが歯周病です。
そして、このジンジバリス菌に感染してしまうと、セルフケア(家庭での歯ブラシなどのプラークコントロール)だけでは進行を止めることができないばかりか、定期的なプロフェッショナルケア(歯科医院におけるプラークコントロール)をお受けになっていても重篤化してしまうことがあるのです。
しかし、この菌を採取し研究機関に送る検査は日数が掛かり、費用も掛かります。(約30,000円)
オルコアを導入しました
そこで山田歯科ではチェアサイドでなんとわずか45分間・6,000円(税別)でこの菌の遺伝子検査(PCR法)を行うことができる機械(オルコア)を導入しました。

オルコアの菌の同定方法は「PCR法」です。
そう、COVID-19が流行るようになって、毎日耳にタコができるほどよく聞くことになった言葉ですね。
簡単に説明しますと、増幅したい DNA とその両端の配列に相補的 な一対の DNA プライマーおよび耐熱性 DNA ポリメラーゼを用いて、3 段階の温度変化を n サイクル繰り返すことによって標的 DNA を 2n 倍に増幅することができる検査方法です。
一般的には僅かなDNA検体を数百万〜数十億倍に増幅することが可能な技術です。
増幅したDNAを元に、対象菌の同定を行います。
対象のP.g.菌(Porphyromonas gingivalis)と同じ塩基配列であれば、P.g.菌と判断可能な訳です。
《検査結果を分かりやすい用紙で説明が可能!》
orcoa(オルコア)のP.g.菌検出結果は専用のWeb上で管理し、結果画面を印刷して情報を共有することができます。

オルコアは短い時間で患者様のお口の中の歯周病菌の数を分かりやすく数値化・グラフ化してくれる装置です。今まで、専門機関や大学などでしか行えなかった検査がクリニックで出来てしまいます。
その意義は大変大きく、すぐに情報として患者様に結果をご提供出来るので、患者様とのコミュニケーションやモチベーションの維持に大きく役立ってきます。
これからはジンジバリスコントロールの時代
「歯を残すためのメンテナンス」から「命を残すための口のメンテナンス」へ、時代は変わってきています。
「糖尿病」「認知症」「脳血管障害」「心臓病」などその原因に歯周病菌ジンジバリス菌が関係している研究結果が次々と発表されてきています。
また千葉大学病院では、専門的口腔ケアを実施することにより入院日数を減らすことができたという論文も出ています。
ジンジバリス菌を検査することによって、あなたに必要なメンテナンスの方法と期間を提案することが出来ます。
さああなたも、美容院や床屋、エステに通う感覚で「ジンジバリスコントロール」を始めましょう!











